ゴッパチへの道#2 12月短答後から8月論文までのスケジュール感をざっくり

こんにちは。会計CityBoyです。

 

今回の記事では私が12月短答後から8月論文までどのように過ごしたのかをざっくりとまとめていこうと思います。

 

目次はこちら

 

 

12月短答後〜年末まで

12月短答後から年末までは、卒業論文の執筆という一大イベントが控えていたため多くの時間をそこに取られた形になりました。一方で遊びの予定もしっかり入れつつという形で過ごしていました。だいたい1日に講義を1〜2本やって前日の復習をやるという形でしょうか。見ていた講義についてですが、私は重要性の低い論点の講義を完全に切っていたため、とりあえずその講義を見る形でスタートしました。

 

こちらが実際の私のスケジュールです(2018年までエクセルで勉強スケジュールの管理をしていました)。赤が財務計算講義、青が財務理論講義、オレンジが管理会計講義、薄い緑色が復習を示しています。クリスマス以降は完全に年末モードに入っていました。

f:id:kaikeicityboy:20191209153743p:plain 

(ちなみに講義名の横に数字が振ってあるのは財務計算・財表ともにCPAのレギュラー講義の応用期の講義番号です。レギュラー講義の応用期の重要性の低い部分は全カットで12月短答を受けたので、年内はレギュラー講義を消化していく形になりました。)

 

 

<反省点>

今思い返すと個人的にはもう少しやれたかなとは思っていますが、12月短答までフルスロットルで来ていたので多少の反動は致し方なかったかなと考えています。

 

1月〜3月末

短答科目全科目の講義を受け直しました。私の所属していた予備校には通常の講義の内容を圧縮した講義があったため、それを受講しました。1日あたり1~2コマ程度で講義時間も入れて1日あたり6時間程度の学習時間を確保していました。(※講義は1.5倍速視聴です)

 

4月

4月に入るか入らないかというくらいから予備校の答練がスタートしました。得点は結構ボロカスでした。得意科目だった監査論は安定した成績を出していましたが、その他の理論科目がかなり深刻な状態でした。財務の計算と管理の計算は12月よりもマシにはなったもののいまひとつ。財務理論、管理理論、企業法は深刻な状態でした。

なおこの頃の学習時間は1日あたり6~8時間程度でした。

 

5月(短答2週間前まで)

深刻な事態であった理論科目系の改善に力を入れました。

財務理論と管理理論に関しては問題演習が不足していたため、短答用の問題集を解いてわからないところを洗い出し、マーキングしていきました。

企業法については問題演習をしてもなかなか覚えられなかったため、マインドマップを作成し、構造的に暗記できるように工夫しました。

その他の科目については定期的にテキストの復習を行い、力を維持できるようにメンテしていました。

なおこの頃の学習時間は1日あたり8~10時間程度でした。

 

5月(短答2週間前〜本番)

この期間は比較的インプットを重視しました。いわゆる最後の詰め込みという作業です。

計算科目はここからの伸びがあまり期待できないので、取れるところを落とさないようにしました。C論点についても理解できていない点は全切りし、重要性の高い論点に絞り込みました。

一方理論科目はテキストを中心に回転させていきました。回転する際には、テキストに短答向けの問題集や答練で間違えた箇所をマーキングしたことが非常に役に立ちました。

なおこの頃の学習時間は1日あたり8~10時間程度でした。

 

5月短答後〜6月末

5月短答は65%という点数でなんとか突破しました。

短答についてはなんとか突破した人間の話なので、もっと余裕で突破した人の話を参考にしたほうがいいかもしれません笑

 

5月短答後、8月論文に向けてテンションをそのままに勉強……

できればよかったのですが、私の場合完全に燃え尽き症候群のような症状になってしまい、ほとんど勉強が進みませんでした。学習時間としては1日に4時間程度しか確保できていませんでした。租税も経営も5月短答まで全く手をつけていなかったため周りに大幅に遅れを取る形になりました。

 

7月上旬〜中旬

燃え尽き症候群を克服するために様々なリフレッシュ施策を行いました。実家への帰省、友達とのご飯・飲み会、監査法人のオフィスツアーなどの予定を入れ、なんとかモチベーションを復活させることができました。特に3日ほど全く勉強道具を持たずに実家に帰省したのは大きなリフレッシュ効果があり、英断だったと思います。

こうした施策の効果もあり、7月の中頃には1日あたり8~10時間の学習時間に戻すことができました。

 

7月下旬

上述のように6月末まで絶望的な進捗度であったため、この期間は必死に追いつこうと勉強しました。その上で意識したのは論点の重要性です。重要性の低い論点、いわゆるC論点というものは全切りしました。目すら通していません。

また論文向け答練については、ほとんど解かず、解答解説だけ目を通して記述の仕方を覚えていきました。

この時期の学習時間も1日あたり8~10時間しっかり確保していました。

 

8月上旬(論文2週間前まで)

初めて論文の答練を全科目時間通り・日程通りに受験しました。論文の答練を予備校で本番と同じ時間で受けたのはこの1回きりです。なんとなくのタイム感をつかむことができたという意味で非常に役に立ったと感じています。

 

論文2週間前〜本番

租税の出来が非常に悪かったので、学習時間の30~40%程を租税に費やしました。

この期間はとにかくテキストを見て重要性の高い論点を完全に取りきれるように学習していました。

 

本番

基本的には気になるところを見直して、しっかり睡眠をとることを意識していました。

唯一特筆すべきことは、予備校が配っている直前予想問題は必ず目を通すべきということです。この直前予想問題は本試験会場前で某予備校が配布しているのですが、多くの受験生が見ているため、本当に本番で出題された場合、大きく差が開く問題になってしまう可能性があります。「こんなの今更見ても…」なんてことは思わず、一応貰っておきましょう。

 

結果

会計学51.55

監査論59.55

企業法53.30

租税法48.65

経営学67.75

総合 54.84

このような結果になりました。

6月の勉強時間が少ないことを踏まえれば上出来な方かなと考えています。6月ちゃんと勉強していれば、おそらく租税の点数がもう少し上がったのかなという感じでしょうか。

 

反省

さて結果を踏まえて、12→5までの反省点、5→8の反省点をまとめていこうと思います。

・12→5までの反省点

 <良かったこと>

 ・答練を日程通り受験した

  →自分の現状確認に有用だった

 ・3月末までに講義の受講を完了した

  →4月以降十分な演習時間を確保することができた

 <改善すべきだったこと>

 ・計算科目についてテキスト例題を分かったつもりで解いていた

  →テキスト例題を中心に演習していたが、機械的に解いていたため、答練などで

  違う視点から聞かれた際に解けなかった

 ・理論科目について直前の暗記に頼りすぎた

  →理論科目は後から暗記すればなんとかなる、と考えていたが直前に覚えるには

  あまりにも量が膨大であり、自分の暗記力を過信しすぎていた

 

・5→8までの反省点

 <良かったこと>

 ・6月のモチベーションが下がった時期でも最低限講義は見ていた

 ・思い切ってリフレッシュに時間を使った

 ・講師の方に逐一相談した

 <悪かったこと>

 ・短答直後にエネルギー切れになったにも関わらず、具体的な対応策を即時に取らなかった

 

まとめ

とりあえず自分の12月短答後から8月論文までの勉強の経過をざっくりまとめてみました。もっと詳しいことが聞きたい!という方は、ブログのコメント欄でもTwitterでも質問を受け付けるのでぜひご連絡ください。

 

またこれからのブログでは各科目ごとの勉強についてまとめていきたいと思います。