ゴッパチへの道#1 12月短答を終えて

こんにちは。会計CityBoyです。

 

今回は12月短答が終わった後どうすればいいのか?と言う点について書いていきたいと思います。

 

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12月短答が終わったら

12月短答が終わったらまずすること。それは「自己採点」です。

自己採点は当日の感触が悪ければ悪いほど苦行だとは思いますが、後に引っ張れば引っ張るほど緊張する可能性があるのでさっさと終わらせてしまった方がいいです。

自己採点をやる理由は予備校発表のボーダーと照らし合わせて、受かってる確率をなんとなく推測できるからです。

確率をなんとなく予想できるか、全くわからないかは学習方針の決定においてかなり差が出るため、個人的な意見としては自己採点はやるべきだと考えています。

 

予備校のボーダー発表

短答終了から数日すると予備校のボーダー発表があります。予備校のボーダーは多少の誤差はあれど真のボーダーに近い値を出してくるので今後の学習方針の決定に有用です。今回はゴッパチ向けにブログを書いているのでゴッパチを目指す人は以下の2つに分類されると思います。

ボーダー予想と同じor1~3点低い

ボーダー予想より4点以上低い

 

②の人の場合(私が体験したケース)、次の5月短答に向けて準備をするだけなので特に問題はないと思いますが、厄介なのは①のケースです。①の場合、受かってるか落ちてるかわからないし地に足がつかない状況になると思います。

しかし、①の場合で受かっていても落ちていても短答科目の基礎を固める必要があると言う点は変わらないため、①のケースの場合は租税経営はとりあえず置いておいて、短答科目の復習から行うと効率のいい学習を行うことができると思います。

 

ゴッパチに向けて何をするか?

ここからは②のケースの人を想定して、ゴッパチに向けて何をするかと言う点を書いていきたいと思います。

STEP1. ゴールと現状の差を分析する

まずはゴール(5月短答合格)と現状の自分との差を分析しましょう。

 

私の12月短答時の成績は以下のようでした。

企業60、監査75、管理44(理論3/8) 、財務96 (理論5/10)

これを見ると、監査は得意、企業はそれなり、管理・財務は理論がダメということがわかると思います。ただし、企業法に関しては勘で当てた問題もあったので、実際には監査以外全部理解が足りないと考えていました。

 

現状分析をせずになんとなく勉強すると、苦手な箇所や苦手な科目は苦手のままになってしまう可能性があるため、現状分析は必須です

 

STEP2. 現状の結果をもたらした要因を分析する

個人的にこれをやる人は少なそうな印象ですが、非常に重要です。

どのような勉強をしたらこの結果になったのかを理解していなければ、次も同じやり方でやって失敗する可能性があります

私の場合、監査論についてはレギュラー講義の日程に合わせて講義を見ることができ、講義内容の理解度も高く、テキストの復習・短答対策問題集も十分に行うことができていました。

一方、企業法については講義こそ見たものの、12月短答の1ヶ月前から講義を見だしたため復習をほとんどせず直前の暗記に頼っていました。さらに管理会計財務会計についても途中から講義の復習が追いつかなくなり、講義だけ見る状態が続いていました。さらにわからない箇所をマークしていたものの、それを放置していました。

 

この分析から、5月短答に向けての学習では、「講義の後に必ず復習する」「わからないところはすぐに解決する」という点を徹底することができました

 

STEP3. 学習計画を立てる

続いて学習計画を立てます。5月短答をゴールとして、短期、長期の計画を立てましょう

私の場合は長期的な計画として、3月までに短答科目の講義を見直して理解を固める(インプットメイン)、4月からは問題を解きながら知識を定着させる(アウトプットメイン)ということを決めました。なお租税経営については12月時点での短答科目の理解度が不十分だと判断したため5月短答後から勉強することにしました。

短期的な計画としては、まずは計算科目を優先的に進めるということを決定しました。計算科目は問題を解くことで定着率が深まるため、早めに着手し、他の科目よりも復習回数が増えるようにしました。

 

なお学習計画を立てる上で重要な要因となるのは確保できる学習時間です。

社会人受験生の方のように多くの学習時間を取ることができない方にとっては全科目の講義を見直すという学習方法が非効率な場合が考えられます。このような場合は、現時点で完成度の低い科目だけ全部見直して完成度の高い科目は部分的に見る、重要性の低い論点は全部カットするといった工夫が必要になると思います。

 

STEP4. 講師に相談する

講師の方に相談できる環境にいる方は、今後の学習計画について講師の方に相談しに行くのがベストです。講師の方に相談する場合にはこれまで述べたSTEP1~3を自分で整理した上で、相談しに行きましょう。

予備校の講師の方々は多くの受験生を過去に見てきているため、様々な合格のケースを知っている方々です。そのような多くのケースを見てきた人にアドバイスをもらうことでより良い学習方針を知ることができると思います。

講師の方々のアドバイスを聞いて、それを自分にあった形にカスタマイズしていくことで、自分に最適な学習方針を決めていくと良いでしょう。

 

 

 

とりあえず今回はここまでにします。

短答お疲れ様でした。相当疲れが溜まっているはずなので2~3日はリフレッシュに時間を費やしていいと思います。5月短答まで約半年、8月短答まで約9ヶ月もあります。

焦らず着実に勉強すれば必ず合格できると思います。皆さんの健闘を祈ります。